「ASEAN 緊急災害ロジスティック・システム」プロジェクトの一環として実施されるASEAN 防災・人道支援調整(AHA)センターの日本研修が11月に行われました。本研修は、防災・復興政策に関する知識・能力を身につけ、ASEAN の防災リーダーとして活躍する人材を育成することを目的としています。研修はほとんど東京で行われましたが、研修の一環として、以前災害のあった地方に出向き、直接人々から復興や防災に付いて学ぶことを望まれました。ブルーコンパスは釜石市から学べることがたくさんあると思い、釜石をその行き先として提案し、釜石でのプログラム作成を手伝いました。
11月24に釜石市にインドネシア、カンボジア、マレーシア、ラオス、フィリピン、ベトナム、タイ、シンガポール、ミャンマーの9カ国から20名が訪問いたしました。

11月24日釜石にて〜
朝は野田市長よりお話をいただきました。災害当時の政策のお話や課題、今後の課題等のお話でした。

次は三陸ひとつなぎ自然学校の伊藤聡さんより釜石の防災訓練のお話等をいただき、ラグビースタジアム、根浜海岸、宝来館裏の避難経路にご案内いただきました。

宝来館の女将さん、DMCの河東さん、ブルーコンパスのトビー・バートレットがそれぞれプレゼンをいたしました。女将さんは実体験のお話、河東さんは観光客増加や釜石特産品を売り出す取り組みのお話、トビーはブルーコンパスの取組みのお話をいたしました。

地元の子供たちのバイオリンの演奏も聴きました。

締めくくりの懇親会では宝来館の美味しい料理をいただきながら、意見交換をし、釜石の1日が充実していて楽しく学べた感想をたくさん聞けました