ビヨンド・ザ・ブロンコス リーダーシップキャンプ
2019年7月、ブリスベンではNAIDOCウィーク(「National Aborigines and Islanders Day Observance Committee」の略称、オーストラリア先住民であるアボリジニ「オーストラリア大陸とタスマニア島等の先住民」とトレス海峡諸島の人々の日を祝う週)が行われました。
NAIDOCウィーク中、ビヨンド・ザ・ブロンコスプログラムでは、7月11日から14日までの4日間、32人のアボリジニ民族とトレス海峡諸島民出身の学生をビヨンド・ザ・ブロンコス リーダーシップキャンプに集めました。キャンプには、イプスウィッチ、レッドランドベイ、北ブリスベン、南ブリスベン、モレトンベイエリアなどの様々な地域から厳選された、10歳から12歳までの、リーダーとしての素養が高く将来への強い希望と抱負のある、素行良好な学生が参加しました。
発信、ルール、真実をテーマにした、2019 NAIDOC ウィーク中、参加生徒は世界に向けて発信することの重要性について話し合い、個々人の体験した生の経験をシェアし合いました。また、有望な若手リーダーでありアーチストでもある先住民族出身のシェーン・クックも参加し、難しい状況を人生の好機に変え成功を納めた自身の人生について語りました。
当プログラムでは、学生たちが自身の壁を超え、各コミュニティの抱える問題の解決に取り組めるよう促すワークショップやアクティビティを設けました。
テビタ・パンガイ、コトニ・スタッグス、パトリック・カリガン、トーマス・フレグラー、キーナン・パラシア、ジョーダン・リキなどのブリスベン・ブロンコスの選手もこのリーダシップキャンプに参加し、学生等と夕食を囲み様々な事を話し合いました。
当リーダーシップキャンプでは、回復力、ヒーリング、逆境後成長をテーマとしたアクティビティを行うだけでなく、当キャンプに参加した学生とブリスベン・ブロンコスのスタッフの共通の課題である、世代間に引き継がれるトラウマについてもたくさんの話し合いを行いました。